てくてくガジェット

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3Dプリント技術採用の新感覚スニーカー「Light more than light」を試してみた

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このブログの記念すべき初エントリーとして、クラウドファンディングサイトのCAMPFIREで掲載中の新感覚スニーカー「Light more than light」のレビューを行っていきたいと思います。

camp-fire.jp

なお、「てくてくガジェット」というブログタイトルなのにスニーカー?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、最初に説明させていただくと......このブログでは「ガジェット類をはじめとした最先端のモノ」を取り上げていきたいと考えており、クラウドファンディングもその対象に入ります。やや強引かもしれませんが(笑)、お付き合いください。

製品の概要を紹介

今回のレビュー執筆にあたっては、「Light more than light」のサンプル提供を受けています。まずは簡単に製品の概要を紹介しましょう。

本エントリーのタイトルにもある「3Dプリント技術」は、ミッドソールのヒール部分に使われています。立体の網目状の構造により、振動や衝撃を吸収してくれるとのこと。スニーカー界隈はあまり詳しくありませんが、ナイキのエアマックスみたいなイメージかな?というのが第一印象です(違っていたらごめんなさい)。

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ミッドソールのヒール部分

そして、デザインはスタイリッシュで、いかにも「いまどき」のスニーカーといった感じです。アッパーの部分には伸縮性のあるニット素材を使用。靴ひもはなく、ソックスとスニーカーが一体化したような不思議な見た目になっていますね。

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スタイリッシュなデザイン

カラーリングは、ブラック・ホワイト・グリーンの3色。どの色も、先にご紹介したミッドソールのヒール部分がオレンジであることは共通しているようです。個人的に気に入ったブラックに関しては、ヒール部分も同系色が良いかな......と思いましたが、このあたりは好みが分かれそうなところかもしれません。

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3色のカラーリング

実際の製品とご対面

さて、今回サンプルを提供していただくにあたり、筆者が選択したのは「ブラック(27cm)」。サイズ選びに関しては少し迷ったのですが、「実際の足のサイズが26.5cmで、普段は27cmの靴を履いている」と伝えたところ、27cmをおすすめしていただきました。実際の着用感はまた後ほどお伝えします。

届いたものは以下の写真の通りです。

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シューズバッグとシューズ本体が届いた

同梱されていた(というか「Light more than light」本体が入っていた)シューズバッグはかなりしっかりしたつくりになっており、シューズバッグとして使うのがちょっともったいなく感じられるほど。生地が分厚くて中にはポケットも付いているため、リュックサック代わりにも使えそうです。

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内ポケットもある親切設計

さて、「Light more than light」本体のレビューに移ります。まずは、オーソドックスな構図の写真から(本エントリー冒頭の写真と同じものです)。CAMPFIREに掲載されていた写真通りという印象で、実物を見て「かっこいい!」とテンションが上がりました。

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クールなデザイン

続いて、サイドからの写真を2枚。中央あたりがくぼんでおり、スポーティーな印象を受けます。完全に余談ですが、自転車を運転するときにくぼみ部分がペダルにのっかると不安定になるため、そのあたりは注意が必要かもしれません(ピンポイントな忠告)。

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サイドからの写真①

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サイドからの写真②

そして、ヒール部分の写真も見てみましょう。3Dプリント技術が採用されているというソールは造形的にもユニークで、何となく見入ってしまいました。ビビッドなオレンジカラーは注目の的になりそうです。

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ヒール部分の写真

ちなみにサイズですが、23cm~27.5cmまで0.5cm刻みで用意されているとのこと。

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筆者が選んだのは27.0cm

しばらく履いてみての感想

「新しく手に入れたものはすぐに試したくなる」という性格なので、さっそく試してみることに。この手のハイカットスニーカーって、くるぶしソックスだとかかとが擦れて痛くなる......というイメージでしたが、「Light more than light」の素材は柔らかめで大丈夫そうだと判断したため、くるぶしソックスを着用して履いてみました。

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実際に履いてみた

正直な感想は以下の通りです。

・軽い
CAMPFIREに掲載されている情報によれば、重量は片足約310g。実際に履いてみても確かに軽くて、足に負担がかかりにくいという印象を受けました。

 

・「衝撃を吸収している」という感じがすごい
やや語彙力不足な感想になりましたが、歩いたときにヒール部分の3Dプリントが衝撃を吸収している(形を変えている)ことがわかります。アスファルトの上を歩いていても、地面のかたさがあまり気になりませんでした。

若干気になったのは、靴ひもがないためホールド感が弱いかも?(特にかかと)ということですが、ソックスを重ね履きしたところある程度解消されました。「Light more than light」自体のサイズ選びや、ソックスの厚さ調整などで対応可能だと思います。

結論として、ジムやトレーニングなどのハードな使い方よりも、「歩きやすいスニーカー」として日常生活メインで履くほうが良いのかな?と感じました。デザインもクールなので、消耗を避けて大事に履いていきたいと思っています。

なお、CAMPFIREでのプロジェクトは9月中に終了する予定で、「超早割」の場合は40%オフの1万2,600円で購入できるようです。筆者は靴に対して1万円以上の予算を投じたことがないため、「Light more than light」の価格が高いか安いかの判断は難しいところですが、おしゃれなデザインとユニークなコンセプトのスニーカーが気になる方は、プロジェクトページをチェックしてみてはいかがでしょうか?